今月は70歳を過ぎても元気いっぱい、毎日身体を鍛え続けておられる興野先生の投稿です。
現在、秋の高段者試験に向けて空手の特訓も行なっておられるとの事。また、お孫さんも益城町の道場で
空手の稽古を頑張っているようで、2026年の宗家杯(オーストラリアで開催)が楽しみですね!
今回の投稿文「継続は力なり」は高段者試験の論文でも提出されるとの事で、興野先生らしい内容になっています笑
「継続は力なり」
国際千唐流空手道連盟日本千唐会
熊本県本部 六段錬士 興野 稔
皆さん、努力と言う言葉を聞いた事があるでしょうか
おそらく耳にタコができるほど聞かされた事でしょう、ことわざにこんな格言があります。
【玉磨かざれば光無し】【努力は天才よりも勝】
二十歳過ぎに始めたジョキング、今年で50年目になります。
今ではすっかり駆け足のとりこになり毎日と言っていいほど走っています。
一日走らないと、体が落ち着かない、夜眠れない、ビールがおいしく飲めない、と言った具合ですが、駆け足のお陰でここ数十年以上風邪や病気などしていません。
それ以上に喜ばしい事は、いろんな大会に出場し上位入賞や目標以上にタイムが出せたこと事です。65歳過ぎて熊本城マラソン大会に3回出場完走しました。
(熊本城マラソンでの勇姿)
駆け足には大きい心理的効果もあるそうです。ランナーは異口同音に[むしゃくしゃした時でも走るとスッキリする]と言う。
免疫機能を低下させる心理的ストレスが運動によって解消されるそうです。
また運動を続けると自然に喫煙・大酒のなどの危険要因が減る間接的な効果もあるそうです。
ランニングは糖尿病、高コレストロールなど成人病予防に効果があることは従来から言われています。
また駆け足をしている人の動脈は、運動しない人と比べて平均で十歳分も柔らかく若さが保たれるそうです、しかし何でもそうですがやり過ぎは逆効果です、長時間無理を続けると、ひざや足を痛める原因になるそうです、無理せず何かに目標をもって適度な運動で健康に注意しましょう。
仕事や空手の修行だって同じことが言えるでしょう。
好き、嫌い、向き、不向きはあるとしても、仕事となれば、やらざるを得ません。
どうせやるなら何かそこに新しい発見をして、楽しみや、やり甲斐を見つけて行ったほうが得ではないでしょうか?そうなんです、この得することが、一度しかない人生を楽しく生きるポイントです。
でも得するためには、それを発見しようとする努力をしなければなりません。
その気になりさえすればこの努力案外簡単に報われるものです、ほんの少しの勇気と決断力を持っただけで、必ず新しい展開がみられるはずです、どんな小さな展開でも展開は展開です。
全く動かないものを、少しでも動かすには非常に力が要りますが、一旦動き出したものは案外動くようになります。
それと同じ事で、小さい展開は大きな展開につながっていきます。
もし起きなかったら、それは自分の作戦計画に手違いがあったかも知れません、
でも簡単なことです、もう一回チャレンジするだけのことです。
ほんの少しの勇気と決断で出来ることなのですから、一回しかない自分の人生得して楽しく生きてみませんか。
仕事や勉強を一生懸命やる人は知恵出る
半面、中途半端な勉強や仕事をしている人は愚痴が出る。
能力の差は小さい
努力の差は大きい
継続の差はとても大きい
習慣の差は一番大きい