2月になってもうすぐ立春を迎えますが、真冬の寒さが続いています。
 しっかり体調管理を行い、空手稽古を頑張りましょう!
 今月は静岡正武館の田中副会長からの投稿記事を掲載します。

 「静岡県正武館の取り組みについて」



 静岡県正武館は、千唐流空手の静岡県組織として、40年以上にわたり活動を続けてきました。

 昨年11月には第40回正武館大会を開催し、多くの道場生が日頃の稽古の成果を発揮しました。
 長く続いてきた背景には、千唐流空手を大切に守り、伝えてきた指導者と道場生の歩みがあります。

 

現在、静岡県正武館には7つの支部があり、それぞれの地域で稽古を行っています。
 道場の場所や規模は違っても、「千唐流空手を正しく、そして次の世代へつないでいく」という共通の想いのもと、日々の指導に取り組んでいます。



 正武館では、技術の上達だけを目的とするのではなく、空手を通じた人間的な成長も大切にしています。
 挨拶や礼儀、努力を続ける姿勢、困難に向き合う力。そうした部分も含めて、空手の魅力だと考えています。
 そのため指導者は、言葉で教えるだけでなく、自らが稽古に励み、大会などにも積極的に参加しています。
 指導者が本気で空手に取り組む姿を見せることで、「空手はかっこいい」「続ける価値がある」ということを感じてもらいたいと考えています。





 指導者同士のつながりも、正武館の特徴の一つです。
 指導者の年齢層は20代から50代までと幅広く、世代を超えて学び合いながら活動しています。
 毎月可能な限り技術講習会を行い、千唐流空手としての考え方や技術を共有し、どの道場でも同じ軸の指導が行えるよう努めています。





 近年、空手に限らず武道全体として、続ける人が減ってきているのも現実です。
 そのような環境だからこそ、正武館は千唐流空手の魅力をより多くの人に伝え、静岡県から千唐流空手を盛り上げていく存在でありたいと考えています。

 

現在の正武館は、これまで築かれてきた歴史や技術を大切にしながら、次の世代へと歩みを進める時期にあります。
 若い世代の指導者育成にも力を入れ、千唐流空手を未来へつなげていく。その一端を担えるよう、今後も稽古と指導に取り組んでいきます。

                         (文・正武館副会長 田中 晃)