8月、今年も猛暑が続きますね。熱中症に注意しながら空手修行を頑張りましょう。
今回の投稿は、日本千唐会副会長と熊本県本部長を兼任しながら県内6か所に道場展開する誠信塾塾長の益田安志先生が登場です!
私が、千唐流空手道に出会ったのは中学2年生の終わりごろでした。
当時、「近所で、空手をやっているおっちゃんがいる」と聞き、早速見学に数名で行きました。「おっちゃん、空手教えると?」と聞いたところ「おっちゃんじゃない!先生と呼べ」いきなり叱られました。
山城恵一先生が25歳ぐらいだったと思います。こちらも25歳の人に「おっちゃん」は失礼でした。
道場がありませんでしたので、団地の道路上で、冬は、凍える、夏は、足の裏が灼けて大変でした。
千唐流総本部に連れられ、初代宗家とお会いしたのもこのころだったと思います。それが、最初で最後でした。
それから、高校空手道部に入部、卒業後、海上自衛隊に入隊、あまり千唐流の空手をすることなく、他流派の先生から教わったりしていました。
海上自衛隊退職後、樋口稔先生を山城恵一先生にご紹介していただき、21歳からまた、千唐流の空手の稽古に励みました。
樋口道場では、私が入門した当時は、同級生の津軽、柱松と三名でした。道場がなく公園の街灯の下で練習していたことを思い出します。その後、樋口先生が道場を見つけられ、何とか屋内で出来るようになりました。
そして、仲村竜一師範(輝竜館館長)、佐々木孝裕師範(輝火塾塾長)と出会いました。
宗家杯では、1986年(日本・熊本)1989年(カナダ・バンクーバー)1992年(オーストラリア・ニューカッスル)のオールジャパンチームメンバーとして出場させていただきました。当時は、組手選手も多く一般も100名を超えていました。
1999年4月に誠信塾を開設しました。
当時、宮﨑不二男先生が、小学校に勤務されていましたが、教頭に昇進する時期で、「代わりに道場をやってもらえないか」とお話をいただき麻生田拳友会を引き継ぎ、同時に「誠信塾京陵道場」を開設しました。翌年、同じ指導者が教えているのに、大会で、1回戦から生徒が当たるのは、まずいと思い、宮﨑先生に相談し、「麻生田拳友会」から「誠信塾麻生田」に名称を変更させていただきました。
現在、道場創塾25年を迎え、池田・清水・菊陽・春日・植木を運営しておりますが、今年7月から私が勤務しております、北部幼稚園の2階ホールをお借りし、北部道場として開設しました。(現在、6道場)
昨年7月には、「一般社団法人志誠会Karate-Do誠信塾」と法人化しました。
現在も創塾当時からおります、緒方佑太(理事・師範代)と中西英夫(理事・師範代)・矢幡和俊(理事・師範代)・矢幡茜(指導員)の協力の下、塾生約70名・年中さんから60代の塾生と共に稽古に励んでおります。
空手道はもちろんのこと、古武術にも興味のある塾生には、古武術も指導し、師範代と指導員たちも古武術の有段者となっています。
これからも、千唐流を盛り上げて行けるよう会員増大と青少年育成に微力ながら、励んでいきたいと思います。