令和7年1月11日から二日間にわたり講習会、新年会、代表者会議と行事が行われました。
千唐会会長・小山先生のレポートでその模様を紹介します。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
2025年1月11日(土)13:00~17:00、熊本市北区北部武道館にて宗家技術講習会、古武術講習会が開催され、東京、大阪、宮崎そして熊本から精鋭の有段者が参加し、心地よい汗を流しました。
三代目宗家の基本に始まり、二代目宗家の形講習では最上位形の龍山までご指導いただきました。
股関節を柔らかく使うこと、すり足、体軸の安定(前後移動時に左右に重心がブレないようにすること)についての重要性と、形の中でゆっくりと表現する受けがあるが、それは受けがとりわけ重要であることの表れであるといったご教示があり、あらためて形の奥深さを知ることができました。
また、古武術の技術講習会の模様です。
夜の新年会では、久しぶりに再会する仲間との親睦を深め、楽しいひとときを過ごすことができました。
1月12日(日)、8:00から三代目宗家をはじめ有段者が熊本市の藤崎八旛宮を参拝し、1年の安全と千唐会の発展を祈願いたしました。
9:00から15:00まで全国代表者会議が開かれ(栃木正和塾、静岡正武館、上智大等一部リモート参加)、今年開催する全国大会と来年のオーストラリア・ゴールドコーストでの宗家杯についての議題を中心として、千唐流の課題や将来について建設的で闊達な議論が繰り広げられました。
会議終了後、昨年末の高段者審査合格者5名に対して免状授与が行われました。